2009 |
07,28 |
«花田先生。»
花田先生が誕生日ですた。
忘れてたぜ。
小説はオチがいまいちついてません。
忘れてたぜ。
小説はオチがいまいちついてません。
「花田君。誕生日に何欲しい?」 「…使えるアシスタント…ですかね…」 「それって私出来る?」 「…もしやですけど『私をプレゼント☆』みたいな。」 「なんでわかんの。」 「顔に書いてあります。」 「頼むからくたばって。」 「…じゃ、お昼から働いてもらいますから。」 くるりと後ろを向き前に進む花田。 「え!?今日!?明日じゃかった!?」 「カレンダー見てください。」 「あ、ちょ、花田君っ」 間 「遅いですね。」 「…うっかり昼寝してたら遅れま…ふぁあ。」 眠そうなあくびをかます向。 「ま、寝るすきは与えませんから。」 「ちょ!」 「当然。じゃ、これ理科室まで。3階。」 段ボール箱をダンダン叩く。 「だが断」 「お願いしますね~アシスタントさん?」 「…はいはい。やりゃあいいんでしょ!やりゃあ!…重っ!…中に何入ってんの これ。」 「…確かばらばらにした人体模型ですかね。」 「だったらしょうがない。…えぇい!」 …何がしょうがないんだ。 間 突然頬に冷たいものがあたる。 「お疲れ様で。」 「あわ、ありがと。」 「…まだ仕事ありますけどね。」 「…なんか青年誌あげるからもうやめよ。」 リスト表を見ながら。 「次の仕事は小学校で実験です。」 「あ、聞いてねぇ。…子供嫌いなんだよなー小川ちゃんに頼もうかなー」 「小川先生は出張でいません。さ、準備しましょうか。」 襟首を掴み笑顔で話す。 「あ、ぐっし、絞まるからっ絞まるからっ」 間 「向さん液体窒素って知ってます?」 「…知らないなぁ☆花田先生、液体窒素ってどんなものなの?」 …自分が痛い。あー子供見んな! 「じゃ、向さん手貸して下さい。」 「は?」 「じゃ、今から向さんの手を液体窒素にぶち込みます☆」 「ちょ、あ、おえい!?」 手を掴まれ死を確信した。手を固く握り、歯を食いしばる。 …あれ?冷たくない。 恐る恐る目を開けると花田と目が合った。 「…ぶち込まれたいんですか。嫌だったら振り払えば済むことじゃないですか。 」 「…そーですね。」 「てっいう訳で液体窒素に手とかを入れないように!わかった?はいじゃ、起立 !」 元気に返事をし、号令とともに礼、ありがとうございましたを言う。 全員一斉に体育館を出る。やっと帰れる… 「あ、あの!」 「は?」 そこにいたのは眼鏡でみつあみの女の子とショートカットの女の子。あーこっち 見んな! 「あの、先生達って付き合ってるんですか!?」 「違う。」 「えーっ照れちゃって!だって耳打ちで何か話してたしさ!ねーっ!」 「ねー!」 …こいつら…うざい。 「う?何話してんですか向さん。帰りますよ。」 「は…はい。」 「ひゅーひゅー!」 「お幸せにぃー!」 うぜぇ! ムカついたから睨んでやった。無視された。死ね。 終。
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あと結構腐ってます。最近妄想がひどい。
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